L-イソロイシン
構造上、分岐鎖を持つため、ロイシン、バリンとともに分岐鎖アミノ酸(BCAA)と呼ばれています。 3つのうち、どれかが多すぎると、体重減少などの弊害を引き起こします。
必須アミノ酸の中で最後に発見されたアミノ酸で、動物性タンパク質に多く含まれます。 肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぎ、脂肪肝を予防します。
エネルギーやビタミンの一種である「ナイアシン」の原料になったり、ビタミンB6、 ナイアシン、マグネシウムとともにセロトニンを生産します。
ロイシンやイソロイシンと同じ分岐鎖アミノ酸(BCAA)の一種。筋肉組織で代謝されます。通常の食生活では、 不足することはありませんが、他の分岐鎖アミノ酸が不足すると働きが弱まります。
大人になると体内で合成できるようになりますが、子どもの間は合成できないので、 必須アミノ酸として分類されています。
脳と神経で信号を伝達する神経伝達物質として働きます。口甘味料アスパルテームの原料ともなっています。 過剰摂取すると、血圧上昇の可能性があります。
かゆみなどのアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの血中濃度を下げる効果があります。 メチオニンが不足すると、利尿機能が低下し、むくみを起こしたり、動脈硬化や抜け毛の原因となります。
リジンは動物性たんぱく質に多く含まれ、穀物などの植物性タンパク質にはあまり含まれていません。 炭水化物中心の食生活をしていると不足しやすい栄養素です。
L-バリンやL-イソロイシンと同じ分岐鎖アミノ酸(BCAA)の一種で、幅広く食品に含まれており、 通常の食生活では、不足することはありません。