L-アスパラギン

一番最初に発見されたアミノ酸。アスパラガスの芽から発見され、その名にちなんで命名されました。
有害なアンモニアがアスパラギン酸で無毒化された際にも生成されます。

L-アスパラギン酸

アスパラガスに多く含まれるアミノ酸で、K(カリウム)、 Mg(マグネシウム)の吸収を高めます。 また、疲労の原因物質である乳酸の分解を促進するので、疲労回復にも効果があります。

L-アラニン

すべてのたんぱく質に豊富に含まれるアミノ酸。糖質代謝に重要な働きをするアミノ酸で、 エネルギー源として最も利用されやすいアミノ酸のひとつです。細胞質に高濃度で存在しています。

L-アルギニン

成長に重要な働きをするアミノ酸。また、身体の余分なアンモニアを除去するのに有用なアミノ酸です。 就寝前の空腹時に摂取するようにすると効果的です。

グリシン

生物が誕生する前から存在していたと考えられている最古のアミノ酸。構造が最も単純なアミノ酸です。 眠りを深くする効果があります。また、皮膚のコラーゲンを構成するアミノ酸の1/3はグリシンです。

L-グルタミン

筋肉内に豊富に存在するアミノ酸で、筋肉のたんぱく合成に関わっています。また、胃腸粘膜を形作る細胞の合成を促進し、 消化吸収や腸からの病原菌の侵入を防ぐ効果もあります。

L-グルタミン酸

うまみ成分のひとつでもあり、化学調味料から過剰に摂取している可能性の高いアミノ酸です。過剰摂取が続くと、 神経の興奮や幻覚、手足の痺れなどが起こります。

L-システイン

毛髪や体毛、爪に多く含まれ、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制する働きがあります。 主として自然に存在する L-システインの形で、食物、医薬品、パーソナルケア製品に用いられます。

L-セリン

リン脂質やグリセリン酸の材料となるアミノ酸です。肌の保湿成分であるグリシンの原料ともなり、 化粧品(クリーム、乳液など)にも使用されます。脳が活性化され、認知症にも効果が期待されます。

L-チロシン

必須アミノ酸であるフェニルアラニンから生成されるアミノ酸。神経伝達物質である「アドレナリン」 「ノルピネフリン(ノルアドレナリン)」「ドーパミン」を生成するほか、代謝を左右する甲状腺ホルモンやメラニンの材料となります。

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